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桃太郎の絵本|やさしいイラストをたくさん描いてみた!!

桃太郎

ももたろう もも

昔、あるところにおばあさんとおじいさんがいました。

おばあさんは川に洗濯に

おじいさんは山に芝刈りに

しばらくすると、川から大きな桃が流れてきました。

どんぶらこー、どんぶらこー

「大きな桃が流れてきたぞ」

おじいさんは言いました。

「こんな大きな桃は初めて見たわい」

 

慌てて、おじいさんとおばあさんは桃を川から引き上げました。

「これは大きな桃はもですね」

「どっしりして美味しそう」

おじいさんと、おばあさんは大きな桃をよっこら、えっこら家に運びました

 

「さぁ、桃をきってみようかね」

おばあさんが包丁を持って桃に当てた瞬間…

ももたろう もも パッカーン

パッカー―――ン

大きな桃はパカっと割れて

小さな赤ちゃんが現れたのです。

「オギャー、オギャー」

「桃から赤ん坊が出てきたぞ」

おじいさんとおばあさんは、桃から生まれたから赤ちゃんを「桃太郎」と名付けました。

ももたろうときびだんご

ももたろう 宝箱

十数年後…

桃太郎はすくすくと育ちました

おじいさんとおばあさんも年を取り、働くこともやっとこさです

「もうお金があと少ししかない。食べ物も残り少ないのう」

「あのとき、鬼がきて宝物を持っていかなければもう少し良い生活ができたのに…」

それを聞いていた桃太郎は言いました。

「僕が鬼を退治して、宝物を取り返してくるよ!」

 

桃太郎はせっせと鬼退治の準備を始めました。

『どうやったら、鬼を退治できるんだろう?』

おばあさんは言いました。

「桃太郎、きびだんごを持っていきなさい。」

そう言って、おばあさんは3つのきびだんごを桃太郎に渡しました。

 

きびだんご

1個目は、一つ食べれば「お腹いっぱいになるきび団子」

2個目は、「どんな怪我も直すきび団子」

3個目は、食べれば「空を飛べるようになるきび団子」

家にあった刀を担ぎ、おばあさんからもらったきびだんごを腰にぶら下げいよいよ出発です。

ももたろう おばあさん おじいさん

鬼の住んでいる鬼ヶ島を目指します

「おじいさん、おばあさん行ってきます」

桃太郎は鬼ヶ島を目指して歩き出しました。

桃太郎は立ち上がり鬼ヶ島を目指します。

ももたろうと仲間たち

ももたろう いぬ

どんどん森を抜けると、一匹の犬がいました。

犬は桃太郎のところに寄ってきてクンクン花をすり寄せます

「お腹が減っているのかい?」

桃太郎は、おばあさんから 作ってもらった「お腹がいっぱいになるきび団子」を犬にあげました。

犬はきび団子を食べると満足そうな顔をしています。

桃太郎は優しく犬に話かけ、頭を撫でました。

「さぁ、そろそろ行こうかな」

桃太郎が歩き出すと、犬も一緒に歩き出しました

「これから鬼退治に行くんだ。危ないからついてきては行けないよ」

桃太郎はそういうとまた歩き出します。

それでも犬はついてきました。

「…お前も行くかい?」

「わん!」

犬はひと吠えすると、桃太郎の後にぴったりくっつきました

桃太郎は、どこかホッと優しい気持ちになりました。

ももたろう さる

2人はどんどん森の中を進みます。

進んでいくと小さな猿がうずくまっていました。

「どうしたんだい?」

覗いてみると、サルは怪我をしていたのです。

「これは大変だ!」

桃太郎は手拭いを取り出し小猿が怪我をしている部分に巻き付けてあげました。

「このきび団子をお食べ。どんな怪我や病気でも治るんだ」

子猿は横に首を振りました。

そのとき

ガサゴゾ、ガサゴソ…

草むらから物音が聞こえました。

ひょっこり顔を見せたのはお母さんサルです。

子猿は喜んでお母さんサルの所に走りました。

2匹は桃太郎たちにお辞儀をして、森の奥に入っていきました。

子猿は桃太郎にペコリとお辞儀をして草むらの中に消えていきました。

ももたろう きじ

ももたろうが犬と一緒に歩いていると、一匹のキジを見つけました。

キジは助走をつけて飛ぼうとしていますが、なかなか飛べません。

泣きそうなキジをみて桃太郎はきびだんごを一つあげました。

「空を飛べるきびだんご。さぁ、おたべ」

キジはきびだんごをおいしそうに食べています。

キジは助走をつけて空へ大きく羽ばたきました

しばらくすると夕日が沈み、まわりは暗くなっていきました。

ももたろう イラスト

その夜、3人は肩を寄せ合って過ごし朝日が登るのをひたすら待ちます

暗くて怖い夜も3人いるからなんだか寂しさが紛れました

桃太郎は、もう一人じゃありませんでした。

 

「犬君、キジさん、おはよう」

桃太郎がいうと、2人は揃って返事をしました。

キジはなんだか寂しそうな顔をしています。

桃太郎は言いました。

「キジさんも僕たちと一緒に鬼退治に行くかい?」

キジはうなずき、大きく空へ羽ばたきました。

キジは寂しかったのです。もう、一人じゃありません

ももたろう さる

もう、そろそろ鬼ヶ島につくころ…

「キーキー、ウッキーーー」

後ろから猿の鳴き声が聞こえました。

振り返ってみると、腕に包帯を巻いています。

あの時の猿です

「あれ?お猿さん、どうしたの?」

桃太郎は訪ねました。

サルはニコッと笑って桃太郎たちを追い抜き、ぴょんぴょん飛び跳ねています。

「もしかして、一緒に鬼退治に行ってくれるの?」

「ウッキーーーーー!!」

またまた、仲間が増えてました。

ももたろう おに

仲間は犬、サル、キジ

みんなどんどん歩き

鬼ヶ島に到着しました。

「着いた…」

桃太郎は門をたたきます。

お城の門がゆっくりと開き、鬼が出てきました。

「何のようだい?」

桃太郎は鬼に言いました。

おに

「昔、あなたたちが盗んでいったを返して欲しいのです。食べ物も無くて生きていけない。食べ物を買いたくてもお金がない。」

鬼は少し考えて…

「ごめんなさい。どうしてもうちの子供の病気を治すために必要なんです。」

鬼は悲しそうな顔でそう言いました。

ももたろう きびだんご

桃太郎たちは、ひらめきました。

「どんな病気でも直せるきびだんごがあります。」

「それと財宝を交換してもらえませんか?」

鬼は大きくうなずき、財宝を返しました。

ももたろう 宝

犬、サル、キジも一緒です。

「ただいまー」

「桃太郎!!無事でよかった。心配したんだよ。本当によかった」

「おばあさん、鬼から宝箱を返してもらったよ。」

「桃太郎、本当にありがとう。」

おじいさんとおばあさんは、宝箱を手に取り蓋を開けました。

おじいさんは言いました。

「こんなにたくさん、小判が入っているぞ」

「これなら食べ物を買ってこれからもみんなで暮らせるわ…」

「桃太郎、みんな本当にありがとう」

おじいさんと、おばあさんは桃太郎を抱きしめました。

めでたし、めでたし

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